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5 月25 日(日)BBQ @マリストブラザーズインターナショナルスクール 場所:マリストブラザーズインターナショナルスクール(JR 須磨駅下車 北へ徒歩5 分) 時間:13 時~16 時
6 月28 日(土)総会&2013 年派遣日本語補助教員帰国報告会 場所:神戸市勤労会館多目的ホール(予定) 時間:17 時半から総会、18 時から帰国報告会

2012年3月28日水曜日

はじめまして

2011年にクライストチャーチグラマースクールにて補助教員をしていたトシです。
このブログでは以前、神戸日豪協会の派遣プログラムを使って補助教員をしていた私や私の同期、もしかすると以前の先輩方の(?)体験談を載せていきたいと思っています。

初回は簡単に私の言葉でこの日豪協会の派遣プログラムについて説明させて頂きます。(正式には神戸日豪協会のHPをご覧ください)
神戸日豪協会の長い歴史の中で少しずつ築かれてきた派遣先の学校との絆のおかげで当協会は毎年、20代の若者を日本語補助教員としてオーストラリアに派遣しています。あくまでも補助教員として派遣しますので留学とは全く違います。もちろん自分が望めば英語の勉強もできますが、第一優先なものは自分の勉強でなくて生徒の勉強です。生徒の為に尽くせる人材を私たちは探しています。
ビザは通常、スペシャルプログラムビザという補助教員専用のようなビザが発給されますのでワーキングホリデーや学生ビザを取得する必要はありません。更に渡航後の衣食住は基本的に全て学校が用意することになっています。ですから経済面やビザの面において大変優遇された内容だと思います。
もちろん学期ごとの休み(ちなみにオーストラリアは4学期制休みも4回)は自由に過ごせますのでオーストラリアを思いっきり満喫することもできます。
もしこれを読んでるあなたがワーキングホリデーとどちらにしようか迷ってるのであれば私はこちらを強くオススメします。なぜならオーストラリア到着日からハウスメイトや仕事先の同僚があなたをサポートしてくれるからです。知らない国に渡航直後に助けてくれる人がいることほどありがたいものはありません。そしてオーストラリア人の友達もあっという間にすぐできます。ワーキングホリデーで渡豪すると初めは知り合いも誰もいない状態なので、生活をスタートさせるのに時間がかかります。そして期間はたったの1年です。スタートでぐずぐずなんてしていられません。それからどうしてもワーキングホリデーだと現地で日本人の友だちが増えてしまって英語を話す環境になかなかなれない、という場合もあります。
もし教育に、オーストラリアに興味があって、何かに挑戦したい強い気持ちがあるのであればぜひとも私たちのプログラムに参加してください。
日本語教育の資格を有する必要はありません。もちろん教員免許もいりません。最低限の英語と日本とオーストラリアを愛する心と、情熱があれば誰にでもできます!

私たちと一緒にオーストラリアと日本の架け橋になりませんか?

去年の補助教員が体験談を発表する機会が4月と6月にあります。ぜひとも少しでも興味が有る方は私たちの発表を見てください。そして私たちの生の最新の情報を聞いてください。
日時は追ってこちらに書き込みたいと思います。随時チェックしてください!

2012年3月25日日曜日

James came to Tokyo in 2012.

2011年度にクイーンズランド州ケアンズのPeace Lutheran Collegeという学校に神戸日豪協会から派遣して頂いた、佐藤正純です。

ケアンズは、グレートバリアリーフと熱帯雨林に囲まれた、とても自然の多い町です。また、気候はとても温暖で真冬でも日本の春のような陽気でとても過ごしやすいです。

Peace Lutheran Collegeは、幼稚園から高校生までがいる学校ですが、一学年の人数が20~50人ととても小さな学校です。なので、学校全体でも500人程度の人数 です。各学年の人数が少ないので、生徒との距離もとても近いように感じられました。先生、生徒もケアンズの陽気のせいか、みんな明るく元気でいつでも、 「まさ~!」と声をかけてくれます。

Peace Lutheran Collegeでは、日本語の授業が幼稚園から小学校5年生まで必修で週一時間ずつあります。小学校6年生からは週二時間。中学1年生以降は、選択科目となり、授業のコマ数も学年が上がるにつれて増えて行きます。

そ のPeace Lutheran Collegeを昨年11月に卒業したジェームズ君が、日本の菊華高校に1月から3月中旬までの2ヶ月半留学していました。ジェームズは、日本語を小学校 3年生の頃から、高校を卒業するまで習っていました。私も去年、日本語の通信教育の授業のサポート、空き時間を利用して日本語能力試験の勉強を手伝わせて もらいました。

ジェームズは、漢字や日本語の表現とかをどんどん覚え、理解する優秀な生徒でしたが、とてもシャイで会話がするのを恥ずか しがる生徒でした。なので、最後の学期に週一回学校の始まる前の時間に日本語の会話練習をしました。その頃は質問されてから回答するまでに、英語で考えて から、それを日本語に置き換えていたのか、少し時間がかかるという感じでした。

それが、この2ヶ月半で見違えるように変わっていました。 日本語でもぽんぽんと会話が出来るようになり、分からない事はちゃんと「◯○は、どういう意味ですか。」と質問出来るようになり、また、初めて会う私の両 親とも積極的に会話が出来るようになっていたのです。漢字も一日に20字ずつ、学校の先生が小テストをしてくれていた、という事でかなりの漢字が分かるよ うになっていました。そんな生徒の成長を感じる事が出来て、とても嬉しく思いました。

学校が3月16日に終わり、成田空港から帰るというので、一緒に東京観光をしてきたので、その時の写真を載せたいと思います。

また、日本に来たいと、3ヶ月は長いと思ったけど、もっと長く居たかったと、言ってもらえてとても嬉しく思いました。

最後になりますが、4月28日(土)に2011年度の帰国報告会がありますので、ご興味がある方はぜひいらして下さい。